市場の旬のテーマはなにか?
為替市場に大きな影響を与えるファンダメンタルズ 的な事柄で
最も注目度が高いのは
今、現在、市場でなにがテーマとしてとらえられているかです。
少し前にテーマになっていたのは、コロナ でした。
コロナに対する新しい薬が開発されたというニュースが飛び込
んできたら,真偽がわからないまま、ドル円などは跳ね上がり
ました。
でも現在は、コロナ関係の話題にはほとんど注目されません。
テーマには賞味期限があります。
賞味期限が切れた食品は、そのゴミ箱にポイと捨てられ、見向き
もされません。
コロナに代わって新しく登場した、現在の旬テーマは
インフレです。
昨日、2月14日に米国の消費者物価指数が発表されました。
結果は前年比6.4%
前年比予想6.2% とほぼ変わらなかってのですが、前月比が
0.5%と悪かったです。
市場の反応はドル円などは、上に下に1円を超えてブレまく
っていました。
現在、日本時間の1時半くらいですが、ドル円は133.10です。
今後も、米国の金利の利上げは継続されるだろう・・・
景気はさらに悪くなるかも・・・
みたいな観測がされているようです。
まだ指標が発表されてから、地球一周してませんから、判断する
のははやいかもしれませんが、利上げはまだまだ継続されそうで
す。
大事なことは、旬のテーマに対しての市場の反応を、自分勝手な
思い込みで解釈しないことです。
自分がインフレに対してどのような考え方を持っているかは
関係ありません。
米国のインフレに対して、市場がどのような反応をするのかを
客観的な視点で見ることが大切です。
今夜は22時半から、米国の小売売上高が発表されます。
市場がどのよう反応をするのかを、客観的な視点でとらえて
ください。
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